BPAのリスクを知ろう

BPAのリスクを知ろう

こんにちは、人生最適化®コンサルタントの礒一明です。
ここ最近、BPAフリーという表示を日本でも見かけるようになりました。BPAとは、ビスフェノールAという化学物質であり、環境ホルモンです。

BPAのリスクを知ろう

BPAは様々なプラスチック製品に使われています。

BPAの危険性は日本よりも海外でより広く認識されています。

2010年にカナダではBPAは有害物質に指定されました。アメリカではBPAは子供用の水筒に使ってはいけないと規制されています。

BPAがどんなものに使われているかというと、日本で言えば、例えば、お刺身や納豆など、食品が包装されているプラスチック、パッケージには、BPAフリーと書いていなければ殆どBPAが入っていると思っていいでしょう。

また、ペットボトルもまだまだBPAが入っているものがほとんどです。

プラスチックの食器などにも入っていますし、哺乳瓶にBPAが入ったままのものもあるようです。

またプラスチックではないですが、缶詰の内側にも入っています。

BPAは環境ホルモンの一種で、環境ホルモンは人体に入ると人のホルモンの働きを狂わせてしまう物質と考えるとわかりやすいと思います。

BPAは乳幼児に特に影響があるようですし、妊婦さんは極力BPAを避けたほうが良いと言われています。

アメリカでは2012年にFDA(食品医薬品局)が哺乳瓶のBPAの使用を禁止しました。またフランスでは2015年に全ての食品に接接触する包装容器へのBPAの使用を禁止しました。

ちなみにそんな観点からすると、日本の食品店ではBPAを使った梱包材が溢れ出ています。そんな観点で私の住んでいるカリフォルニアの食品店ではこんな断り書きが貼られるようになりました。

これは刺身、野菜、納豆などの日本の食品包装はBPAのオンパレードであることから、アメリカの実情に合わせた断り書きと言えるでしょう。

ちなみにですが、BPAは高温で溶けるので、BPAを使った容器に熱湯を注いだり、BPAを使った容器を電子レンジで温めたりするとBPAが溶け出すと言われています。

またBPAの入ったペットボトルを直射日光で温まったものを飲んでも、BPAが溶け込んでしまっているようです。
私も実際、車に置きっぱなしで温かくなった水を飲んで変な味がするのを経験したことがあります。

さて、今の日本でBPA摂取をゼロにしようとすると、かえってストレスが溜まってしまうかもしれませんが、一つ、盲点だと思ったのが日本のストローです。

ストローのほとんどにBPAが入っていて、そして子供はストローをかじったり、かんだり、結構強く吸い続けます。

それもあってか、アメリカではBPAフリーのストローが売っていました。

それが、こちら。

先日、歯科医に行った後、固いものを食べられなかったので、スムージーを飲むときに、このBPAフリーのストローを使いました。
口に入れて吸うものはBPAフリーのものだと、少し安心です。

そして冒頭の写真にあるように外でボトルの水を買う代わりに、できる範囲でBPAフリーのボトルに水を入れて持ち歩くように気をつけています。

ということで今日はBPAのお話でした。

本日は以上です。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。

礒 一明

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